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2020.06.09

コラム,

テント

テント倉庫の屋根の形状・用途について

テント倉庫(テントハウス)の屋根の形状には、大きく分けて3つの形状があります。それぞれ特徴がございますので、どれの形状が最も相応しいか検討が必要です。

切り妻 円弧 片流れ

切り妻

屋根が三角形につけられた形状です。テント倉庫の中では最も一般的な形状で、弊社も特別な理由がない限りこの形状を採用しております。シンプルな形状のため円弧型よりもお安く・お早く、テント倉庫のメリットを最も活かした形で提供できるのが一番のメリットです。ベンチレーターなどが取り付けやすく、付属の施工が容易です。結露しても水滴が流れやすいと言われております。

デメリットらしいデメリットは特にありません。強いて挙げるのであれば、屋根中央部が角ばっているので、生地・鉄骨共に負担がかかってしまうことでしょうか。もちろん各社工夫して補強しているので、そのようなことで壊れることはございません。

円弧

屋根が円弧になっており、角張った箇所が無いのが特徴です。一番のメリットは外観の美しさです。近未来的な印象を与えることで、お客様からの好感度もよくなるのではないのでしょうか。実用面のメリットは、幹より上の寸法が切り妻よりも低く抑えられることです。テント倉庫の高さを抑えたいときに有効です。

デメリットとしては、切り妻と比較すると金額が割高になってしまうことでしょうか。納品期間も若干長く頂くことになります。

片流れ

片方の側面が高く設けられた形状が特徴です。雨水や雪を一方に受け流すことができるので、通路や荷捌きスペースに配慮した環境を整えることができます。また、背が高い方には大きな開口を設けることができます。既設の建物・テントに増築・連結するときに採用されることが多いです。

デメリットは、雨水が一方に流れ込むため、雨どいが必要な場合があることです。

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