NEWS & COLUMN
お知らせ&コラム
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2020.09.09
コラム
確認申請とは?
確認申請とは? 建築物を建てる前に建物や地盤が建築基準法に適合しているか確認することを、建築確認といいます。 確認は自治体や自治体から指定を受けている民間の検査機関が行うのですが、そういった検査機関に検査を依頼するこを建築確認申請、もしくは確認申請と呼ばれています。 申請は設計事務所や施工会社が行うので、特に施主が何かをするということはありませんが、何やら難しい言葉で困惑しますね。 [gallery ids="2957"] 法令について 膜建築物について定める法令について、国土交通省告示第666号があります。これは膜建築物を一般の建築物と同様の扱いがされるよう基準を定めたものです。一方で、テント倉庫など用途を限定することで構造を簡易化しコストと納期期間を抑えたい要望もあり、これに対応するため国土交通省告示第667号による緩和処置があります。 下記は667号の適応条件の一部です。このような条件に当てはまらない膜建築物は、666号の適応範囲となります。 用途が倉庫であること。 延べ面積1,000㎡以下で階数が1であること。 軒高5m以下であること。 屋根の形式は、切妻、片流れ、又は円弧屋根面とすること。 確認申請は必要? 原則として必要となりますが、ごく小さいサイズならば確認申請が必要ない場合もございます。また、用途や大きさ、地域によっては消防設備なども必要に応じて義務付けられております。まずはご相談ください。 -
2020.08.03
コラム
テント倉庫の台風対策
テント倉庫は台風に弱い、というイメージを持たれる方は多いのではないのでしょうか。 確かに「何十年に一度」というような台風では、被害にあってもおかしくないでしょう。2018年に発生した台風21号は各地域に多くの被害を与え、弊社でも全てのお客様へ対応するのに大変お時間を頂きました。 一方で通常の台風であれば、多くのテントは問題なく耐えられることも間違いございません。メンテナンスや対策をしっかり行っていれば、多くの場合は問題なくやりすごすことができます。 今回は、テント倉庫における台風対策を紹介いたします。皆様の参考になれば幸いです。 [gallery ids="2928"] 生地の点検 台風シーズンの前に一度、テント生地の点検をされることをおすすめします。もし生地に破れがあると、その裂け目からさらに悪化する恐れがあります。事前に生地を補修して頂くことで、強風に耐えられる可能性が高くなります。 生地の張り替え 弊社では通常、10年を目途に生地の張り替えを推奨しています。劣化した生地は柔軟性を失ってパリパリになってしまい、強風に耐えることが難しくなるためです。 生地の破れが酷い箇所のみの張り替えを希望されるお客様もいらっしゃいますが、生地の劣化が酷い場合は全面張り替えを推奨しています。結果として、そちらの方が工期やコストも抑えられることが多いです。被害を出す前に張り替えを検討して頂けたら幸いです。 鉄骨の補修 何十年とテント倉庫をお使いになられている方は、一度鉄骨の確認もしたほうがようかもしれません。鉄骨には防錆加工が施されておりますが、テント生地に触れる個所などから徐々に錆が浸食していきます。また、フォークリフトなど重機の操作ミスにより破損してしまった鉄骨も要注意です。 錆転換材の塗布や欠損個所の補修を行うことで、より長くお使いいただけます。 強度の高い生地の選択 テント倉庫の発注時に、強度の高い生地を選択することも重要です。より強い台風に耐えられ、メンテナンス頻度も抑えることができます。モノの移動の手間、雨漏り等の被害を考慮すると、初期費用さえ許せば賢い選択かもしれません。 もし破れが発生してしまったら いち早くテント会社に連絡を頂ければと思います。保険が適用できる場合もございますので、併せてご相談ください。 張替え・修理のページはこちらから -
2020.07.28
コラム
屋内間仕切りの不燃ビニールの選び方
ここ数年、屋内のビニール間仕切りをする際に、防炎ではなく、不燃を要求されることが 増えてきました。理由としては、危険物を取り扱う場所であったり、引火しやすい場所であったりと 不燃材の使用が義務付けられており、消防署の方から指導が行われている場合が主です。 もともと屋外では基布がガラス繊維で織られたテント生地がありましたが、 近年では屋内間仕切り用のシートも数社から発売されております。 その中でよくご質問を頂くのが、不燃に透明材はあるかどうかです。 もともと内部を明るく保ちながら、圧迫感なく仕切られることがメリットですので とても気になるところかと思います。結論から言えば、透明の不燃材料はあります。 しかし、不透明(有色)の不燃材と比較すると7倍以上の値段差があるため、 必要なところをよく検討しなければなりません。 例えば、採光性、視認性すべてを透明にできれば良いですが、 現実的にはコストが掛かりすぎます。そこで、弊社では天井には少しでも 内部が明るくなるよう白色系のシートをおすすめしております。 白系にするだけでもかなり内部は明るくなります。 また、視認性については、側面の目線部分に透明材料を、その他の部分には 不透明材料をおすすめしております。 不燃材料のシートはほとんどが1m幅の巻物ですので、1m幅か、50cm幅の 透明固定部分をいれることで、内部の様子を十分に把握することができます。 防炎材料は不燃材料と比べ、高価な材料となりますので、 できること、できないことをテント屋と検討をしながら 使用を決定していくことが大切かと思います。 ビニールカーテンにはできるの?不燃ビニールにはどんな種類があるの?という よくある質問については別のコラムで説明したいと思います。 もし気になる方はお気軽にお問い合わせください。 半透明不燃間仕切り 透明不燃材間仕切り 目線高さ一部透明不燃間仕切り -
2020.07.13
コラム
倉庫における建築工法の比較
工場に建てられる倉庫は、いくつかの種類がございます。今回は、システム建築による倉庫、テント倉庫、プレハブ倉庫の3種類を比較してみます。下記はそれぞれの特徴を簡単にまとめた表になります。 table#taktable {border:1px solid green;border-collapse:collapse;text-align:center; } table#taktable > tbody > tr > td {border:1px solid green;width:90px; } table#taktable > tbody > tr > td:first-child {width:200px; } table#taktable > tbody > tr > td.dc {color:red;font-size:120%; } table#taktable > tbody > tr:nth-of-type(even) {background:#F0F0F0; } システム建築 テント倉庫 プレハブ 工期 × ◎ 〇 初期コスト × ◎ 〇 建築の自由度 ◎ △ △ メンテナンス頻度 ◎ × 〇 快適性 〇 × △ 移設・増設・撤去 × 〇 〇 システム建築 建物の形状や設計・素材が整理され、ある程度仕様が決まった範囲内で設計・建築を行うとされている工法です。仕様が決まっているといっても、ある程度設計に融通が利くので、この3つの中では最も建築の自由度が高いです。耐久性・快適性・超大型に対応できるので、オフィスやスタッフの休憩スペースなどが必須になる大型の倉庫の場合は、これになります。 デメリットは、やはりコストでしょう。移設・増設も難しいので、更なる発展が期待される企業が採用する場合は慎重な計画・設計が必要です。コストを抑えたい場合やオフィスなど必要のない場合は、テント倉庫・プレハブ倉庫から検討されてはいかがでしょうか。 テント倉庫 天井・壁に軽量な生地を用いいることで、必要な鉄骨が最小限ですむことから、最も工期・コストがかからない建築工法になります。その軽量さから、他の建築工法では難しい地盤が弱い土地でも建てることができます。シンプルな設計なので、移設・増設・撤去も容易なので、会社の成長に合わせて柔軟に対応できます。 デメリットとしては、快適性とメンテナンスの頻度です。快適性については、特に夏場は相当暑くなるため、倉庫内で長時間作業することが想定される場合には、遮熱性にすぐれた生地を採用する・換気システムを導入するなどの対策が必要です。 メンテナンスの頻度について、生地を8年~20年ほどに一度張り替える必要があります(弊社では10年以上を張替えの目安としております)。張替えが必要だから耐久性が無いという訳ではございません。軽量なので地震にとても強いのです。 プレハブ倉庫 pre-fabricateの略の通り、製造工場である程度組み立てられた状態で建設現場まで運ばれ、建設される工法です。システム建築よりも更に仕様が定まっていると捉えることができ、テント倉庫程ではないものの工期・コストを抑えることができます。パーツ単位で分解・組み立てできるため、移設も容易です。ひと昔前までプレハブといえば見栄えが悪く劣化も激しい、といったイメージがありました。現在はより長寿命で見た目にもよい屋根・壁が豊富にあります。 快適性について、プレハブ倉庫はテント倉庫と同様、天気によって快適性が大きく損なわれるのですが、住宅でも用いられるような断熱材や空調の導入などのオプションを選択しやすい点を考慮するとテント倉庫より有利と言えます。もちろんその分費用はかさむのですが、倉庫だけでなく工場やオフィスなどとして利用する場合は、このようなオプションの導入を検討するとよいでしょう。 -
2020.06.23
コラム
間仕切りによる工場の騒音対策
日々、工場では機械音が鳴り響いていることかと思います。この騒音が近隣住民に迷惑にならないか、気にかけけている方は多いのではないのでしょうか。 一方で軽視されているのが、従業員への負担です。コミュニケーションで大声を出すことが必要になる環境では、作業効率の低下や事故の発見が遅くなるなどの悪影響が考えられます。更にはストレスによる疲れや難聴など、健康を害する事態にも発展しかねません。近隣住民への配慮だけでなく作業員の効率や健康も考慮すると、騒音は無視できない問題です。 今回は従業員のための騒音対策としていくつかの設備をご紹介し、最後に弊社としてどのような解決方法を提案できるか紹介します。 防音材によるカバー 騒音の対象となる機械を防音カバーで覆います。遮音効果が非常に高く、従業員のストレスも大幅に軽減されます。まずはここから検討したいところです。コンプレッサーやポンプなど操作が必要ない・時々しか触らない、メンテナンスの頻度の低い設備ならば問題なく導入できると思われます。 機械の形状が複雑で大型な場合は、綿密な設計が必要なためそれなりのコストがかかります。またオペレータの直接操作が必要になるような機械の場合はカバーが難しこともあるので、そのような場合は防音ルームやその他簡易的な方法を検討する必要があります。 防音材による隔離ルーム(防音ルーム) 機械と作業員のスペースを防音室として覆ってしまう方法です。防音室内にいる作業員には負担を強いることになりますが、高い効果を発揮します。 問題は防音壁が半固定になってしまうことです。既存の動線を邪魔しないようレイアウトを策定し、スペースをしっかり確保した上で設営しなければなりません。また、複雑な工場レイアウトに対応しづらいのも問題です。機械や配管などを考慮すると、それなりのコストが必要になります。 防音材によるパーテーション 一般的にオフィスや個別塾で見られるパーテーションですが、騒音対策として工場内に設置するタイプがあります。吸音効果を持つものであれば機械の高い音を抑えられ、遮音性を持ったものであれば外に音が漏れづらくなります。できるだけ既存の壁と併用して、騒音源を囲い込むように設営するとよいでしょう。騒音源が移動する、対策範囲が広い、機械の都合上覆うのが難しい場合に有効です。移動タイプのパーテーションを利用する方法もあります。 ただし、音は障害物等をまわりこんで伝わる回折という特性があり、少しの隙間でもそこから音が漏れてしまいます。配管や機材が邪魔してしまうような環境では、大きな効果は期待できないでしょう。また、移動タイプのパーテーションでも動線を邪魔してしまうことになります。防音ルームほどでないにせよ、しっかりとした計画が必要になります。 生地を用いた間仕切り 弊社では、ビニールブースやビニールカーテンなど、生地を用いた間仕切りによる騒音対策を提案しています。 大きなメリットは、既存の工場をそのまま活用できる自由な設計が可能なことです。生地の軽量さを活かして複雑な工場レイアウトにも容易に対応でき、カーテンを利用すれば現状の動線を維持したまま出入り口を設けることができます。配管や上述の設営が難しい場合にご検討してみてはいかがでしょうか。 もちろん、生地は壁やパーテーションなどに比べて厚さが薄くて薄いため、上記の特化した製品ほどの大きな効果は望めません。しかし、現在は生地に防音用の素材を織り込んだ効果の高い生地がメーカーから発売されており、高い防音効果を発揮しております。 また、防音効果は低下してしまいますが、弊社が普段提供している安価なビニール間仕切りでも、2重に施工すればそれなりの効果(コンプレッサー・エアーバキュームといった音:約60db→50db)を発揮しています。ビニール間仕切りのメリットは、生地が透明なので室内が目視できることです。作業オペレータの様子が見えるので、事故が発生したときもすぐに気づくことができます。 施工前 施工後 弊社の間仕切りについては、下記に詳しく書いております。ぜひご覧ください。 https://www.takadasoubi.com/products/vinlymajikiri/ -
2020.06.22
コラム
工場・倉庫の荷捌きを改善しよう
品質管理や従業員の作業環境により一層の配慮が求められている昨今、管理者の方々は様々な改善方法を模索しているかと思われます。改善というと作業スペースに目が向きがちですが、改善領域はトラックの荷下ろしから既に始まっていると言ってもよいのではないのでしょうか。 弊社では、工場・倉庫の改善に貢献する製品を多く提供しております。今回は、テント製品でできる、荷捌き・搬入・搬出口の改善方法をご紹介します。 悪天候時の搬入・搬出対策 悪天候時の荷下ろしは、製品の品質や作業効率に悪影響を及ぼします。雨に濡れないよう急ぐあまり丁寧に作業できず、荷物を傷つけてしまうリスクが高くなります。また、雨に濡れた荷物の処理は当然、無駄な作業時間になってしまいます。スタッフの健康も心配です。スタッフが安心して作業できる環境は、作業効率の改善にも貢献します。 悪天候時も安心して作業できる環境づくりが重要になります。 荷捌きテント 上屋テントを工場・倉庫の搬入口に設けることで、悪天候時も荷捌きできるスペースを確保します。テント生地の軽量さを活かすことで高強度ながらも間柱の数を抑えられ、広い作業スペースと侵入経路を確保することができます。高さのある荷捌きテントなら、大型ウィング車もそのまま入れて作業が行えます。 大型庇 スペースが足りず荷捌きテントの設置が難しい場合は、せめて荷物を濡らさないよう庇(ひさし)の設置を検討してはいかがでしょうか。トラックのリヤドアを雨から守るだけでも、荷捌きに余裕ができ、事故を防止できます。 屋外カーテン 荷捌きの改善には余裕のあるスペースが必要不可欠ですが、そもそものスペース確保が難しい場合もあるかと思います。 荷捌き場を雨風から守るカーテンを設けることで、屋内環境に近づけることができ、一時的な保管スペースとして利用することができます。屋外にカーテンというと強度が心配な方もいらっしゃるかと思いますが、設置環境に合わせて適切な種類のカーテンを選択することで、台風にも備えることができます。 https://www.takadasoubi.com/news-column/p2087/ 搬入口の防塵・防虫対策 人やフォークリフトなどが頻繁に出入りする環境では、出入り口を常時開放している企業様も多いことでしょう。致し方ないことではありますが、砂ぼこりや虫の侵入ルートとなってしまい、空調を利用している環境では効率が低下して経費を圧迫することになります。弊社ではこの状況を改善する製品を提供しています。 シートシャッター センサーにより自動で開閉を行うことができるシートシャッターになります。特筆すべきはその開閉スピードで、シャッターの素材に軽量な生地を利用することで素早く開閉することができ、作業効率の低下を最小限に屋内環境を整えることができます。 ノレンカーテン 完全に入り口をふさがないため、作業効率を落とさずに屋内環境を改善することができます。ビニール生地を利用しており奥側を視認できるため、衝突事故を防止でき安全です。防虫仕様の生地を選ぶことで、光が漏れていても虫を寄せ付けません。競合製品としてエアカーテンがあります。効果としてはほぼ同様です。騒音や経費の面ではノレンカーテンが有利になりますので、比較の上ご検討ください。 -
2020.06.09
コラム
テント倉庫の屋根の形状・用途について
テント倉庫(テントハウス)の屋根の形状には、大きく分けて3つの形状があります。それぞれ特徴がございますので、どれの形状が最も相応しいか検討が必要です。 切り妻 円弧 片流れ 切り妻 屋根が三角形につけられた形状です。テント倉庫の中では最も一般的な形状で、弊社も特別な理由がない限りこの形状を採用しております。シンプルな形状のため円弧型よりもお安く・お早く、テント倉庫のメリットを最も活かした形で提供できるのが一番のメリットです。ベンチレーターなどが取り付けやすく、付属の施工が容易です。結露しても水滴が流れやすいと言われております。 デメリットらしいデメリットは特にありません。強いて挙げるのであれば、屋根中央部が角ばっているので、生地・鉄骨共に負担がかかってしまうことでしょうか。もちろん各社工夫して補強しているので、そのようなことで壊れることはございません。 円弧 屋根が円弧になっており、角張った箇所が無いのが特徴です。一番のメリットは外観の美しさです。近未来的な印象を与えることで、お客様からの好感度もよくなるのではないのでしょうか。実用面のメリットは、幹より上の寸法が切り妻よりも低く抑えられることです。テント倉庫の高さを抑えたいときに有効です。 デメリットとしては、切り妻と比較すると金額が割高になってしまうことでしょうか。納品期間も若干長く頂くことになります。 片流れ 片方の側面が高く設けられた形状が特徴です。雨水や雪を一方に受け流すことができるので、通路や荷捌きスペースに配慮した環境を整えることができます。また、背が高い方には大きな開口を設けることができます。既設の建物・テントに増築・連結するときに採用されることが多いです。 デメリットは、雨水が一方に流れ込むため、雨どいが必要な場合があることです。 -
2020.06.04
コラム
シェードとオーニングの形状について
シェードとオーニング。どちらも日除けを目的にしており、区別がつきづらい方もいらっしゃるかと思います。どちらも英語ですし、ぱっと聞いてイメージが湧かないですよね。今回は、シェードとオーニングの形状について紹介したいと思います。(併せて弊社のシェードセイル・ファーリングシェードを紹介させて頂きます) 言葉の意味 シェードとオーニング、どちらも日本語訳では「日よけ」の意味を持っており、用途が似ています。ただし、オーニングは[窓や店舗の入り口などについているもの]や[船やデッキ、馬車の天幕]などと書かれている辞典もあることから、設置される場所や形状のイメージがある程度固定されています。 一方でシェードは[影]や[遮る]など、こちらのほうが概念として広く認識されています。そのため、シェードと名のついた様々な形状の製品が展開されているのです。 もし製品をインターネットで検索される場合は、オーニングは窓や店舗の入り口などについている日除け・雨よけ機能を持ったもの。シェードは生地をシンプルな方法で固定する日除け機能をもったもの、と思って検索されると、お求めになられている製品が見つかるかと思います。 次に、弊社で取り扱っているオーニング・シェードの商品を紹介いたします。 オーニング 弊社でも様々な形状のオーニングを提供しておりますが、代表的な形状としては窓や店舗の入り口などに取り付けるタイプになります。固定式や、生地を収納できるタイプがございます。固定式は台風にも耐えられるよう頑丈に設計されています。 シェード シェードは様々な種類がありますが、ここでは弊社が取り扱っている製品を紹介させて頂きます。 そのうちの1つがシェードセイル。生地の各頂点を金具により固定するシンプルな仕組みを採用しております。 また、ファーリングシェードというシェードもございます。ドラムを回すと生地を巻き取り片付けることができ、台風や突然の大雨でもすぐに対応できます。 -
2020.06.03
コラム
工場の防虫対策について
工業製品の品質向上・異物対策に、管理者の皆様は日々頭を抱えていることと思います。 これからの時期、どこからともなく湧いてくる虫には特別注意を払わなくてはなりません。今回は、外から飛来する虫の対策設備について紹介いたします。 網戸 常に空調が効いている、そもそも窓を開けなくても大丈夫、など整った設備のある環境には関係のない話ではありますが、中小企業の多くの環境では窓を利用して換気を行っているのではないのでしょうか。この網戸の点検が意外と大事です。経年劣化で穴が開いていることもございます。 換気扇・排気口ネット 網戸と同様、外部からの虫の侵入を防ぐには「隙間」をどれだけふさげるかが重要になります。換気扇・排気口も大きな隙間ですので、もしついていないならば早急に検討してください。 シートシャッター フォークリフトや荷受け時に自動で素早く開閉を行うことができるシートシャッターは、虫の侵入に大きな効果を発揮します。通常の大きな開口の扉やシャッターは開閉に時間や手間がかかるので、業務時間中は開けっ放しにしてしまうことが多いことでしょう。「自動」で「高速」なシートシャッターは、日常業務を阻害しません。 シートシャッター製品はこちら エアカーテン 開口上に薄くて強力な空気の流れを作り出す送風機を設置し、風の力で虫の侵入を防ぎます。出入り口をオープンにしながらも隙間なく虫の侵入を防ぐことができるので、非常に便利です。 ただし大きな虫には効果が無い場合がある、外の風が強い時は効率が低下する、などの問題があるため、そのほかの設備と併用するとよいでしょう。例えば上述のシートシャッターが開いたときにエアカーテンが起動するように連動させ、お互いの弱点を補完しあう方法があります。動作時の騒音問題があるため、その点の配慮は必要です。 防虫カーテン シートシャッターやエアカーテンでは塞ぎきれない荷捌き場など大きな開口で対策したい場合は、防虫カーテンがオススメです。このカーテンで使用されている生地は虫がよく見える光の周波数帯をカットするため、虫を寄せ付けません。中には、虫が嫌がる成分が含まれている生地もあります。 既にドアが取り付けられている箇所にストリップ型カーテンを設置するのも有効です。エアカーテン同様、人が通りながらも隙間を減らすことで虫の侵入を防ぐことができます。 防虫カーテンは費用を抑えながらお手軽に施工できるので、まずはここから始めてみるのがよいのではないのでしょうか。 カーテンの製品はこちら 間仕切り 屋外環境に近い広い工場での梱包作業や部材受け入れなどに有効です。広い空間を四方囲い個別のスペースを作り出すことで虫の侵入を防ぎます。上述の防虫カーテンと合わせて導入を検討するとよいでしょう。 間仕切りの素材には、会議や塾のパーテーションでも使われるアルミやスチールなどの金属板か、塩ビ等の生地を用いることが一般的です。それぞれメリットはございますが、防虫という観点であれば生地を利用した間仕切りをオススメします。金属板は壁面の配管や設備を迂回するように加工しなければならないため隙間が生まれますが、生地は切り込みを入れて配管の場所のみ通すことができるので、隙間なく施工できます。防虫カーテンと同様の素材を利用すれば、虫をよけつけないまま視界や光源を確保することができます。 ビニール間仕切りの製品はこちら 捕虫器 青い光を放って虫をおびき寄せ、電気で虫を駆除する器械です。コンビニでよく見かけますね。虫をおびき寄せるため、設置個所を間違えるとかえって状況が悪化する場合もありますので、慎重に判断しなくてはなりません。屋外で見かけることが多いですが、侵入してしまった虫への対処として屋内に設置するのも効果的です。その際は、青い光が外から漏れていないかしっかり確認しましょう。 しかし、ただ駆除するだけでは根本的な解決にはなりません。しっかりと侵入に対してアプローチする必要があります。 まとめ 以上、工場で行える外から飛来する虫の対策設備を紹介しました。ポイントは、いかに屋外との「スキマ」を減らすかです。弊社では、導入が比較的容易な防虫カーテン、生地を利用した間仕切り、シートシャッターなどの生地を利用した防虫対策を積極的に提案しておりますので、ご興味を持った方は一度ご相談くださいませ。 -
2020.05.22
コラム
屋外用カーテン、芯材カーテン、スライドカーテンの選び方
テントやビニール素材を使ったカーテンには取り付け場所、用途により複数の選択肢があります。 今回はその中でも取り付け頻度の多い3種類の選び方をご説明したいと思います。 結論から書くと風のある環境で使わないのであればカーテン、強風、台風に耐えたいのであれば 芯材入りカーテン、高さがあり強度が必要であればスライドカーテンをおすすめいたします。 下記にその理由を説明いたします。 強度 スライドカーテン>芯材入りカーテン>カーテン コスト スライドカーテン>芯材入りカーテン>カーテン 使いやすさ カーテン≧芯材入りカーテン≧スライドカーテン 高さのあるカーテンの操作性 スライドカーテン>芯材入りカーテン≧カーテン 選ぶ条件としては強度、コスト、使いやすさ、ひょっとすると取り付ける下地の条件も在るかもしれません。強度については台風や強風にも耐えなければならない条件であれば、 スライドカーテンか芯材入りカーテンを選ばなくてはいけません。カーテンでは風に抵抗するすべがないため、確実に破損します。 コストについては部材が一番多いスライドカーテンがもちろん一番高く、シンプルなカーテンは安くなります。 使いやすさについては、不等号で表しています。芯材カーテン、スライドカーテンは風に抵抗するために地面と芯材パイプを何かしら固定する必要があり、 通常落としピン(フランス落し)を使用します。つまり落としピンを芯材の本数落としていく、もしくは上げていく作業が必要となります。 それでも芯材カーテンであれば、通りたい幅に応じて数本落としピンを操作を行えば出入りが可能ですが、スライドカーテンに至っては、その性質上一体となった スライドカーテン部分のすべてのピンを操作する必要があり、手間がかかります。その他の方法としてレールを地面に埋め込み、ガイドピンを芯材から延長することで 風への対策を施すこともできます。この方法ですと落としピンをすべて操作する必要がなく使い勝手が大変良くなりますが、レールの埋め込み費用と開口が一時使えなくなることから 選ばれることはまれです。(この方法があるため使いやすさはイコール付きの不等号となっています) 高さの在るカーテン(4mまで)についてはカーテン端部に芯材パイプ(先導パイプ)を取り付けたカーテンが必須となります。操作用のロープで代用することもできますが、 芯材パイプを取り付けることにより上部まで力が伝わり、カーテンが動作しやすく閉じたときに隙間なく占めることもできます。4m以上となると、スライドカーテンのように 面としての機能をもたせた操作性が必要となります。芯材カーテンでは力が伝わりにくく動作がしづらい開口となってしまいます。 ビニールカーテン:シンプルな構造で基本的に地面との取り合いをしません。多少の風に対応するため、地面に打ち込んだグランドフックとカーテンをチェーン等でつなぐこともできますが、 強い風には耐えることができず、不意の強風により破損の原因となります。操作性と機密性を向上させるため、先導にだけマグネット付きの先導入りのパイプを取り付ける場合があります。 ビニールカーテンの欠点である不安定さが解消されるため、おすすめの仕様です。(ただし風には耐えられません) 芯材カーテン:耐風のため芯材のパイプが組み込まれており、強風や台風であっても十分に持ちこたえることができます。(建屋が破損するような強風は別となります)カーテンレールは通常のものよりも大型のアルミレールを使用するか、ハンガードア用の高強度のものを使用します。地面に落とし受けを埋め込み、そちらに落としピンを固定することで風に対して抵抗をします。芯材同士がシートでしか連結されていないため、互いがフリーに動くことができるため、ピンを必要箇所だけ外すことで開きを調整できます。高さは4m程度が目安となります。それ以上となりますと操作が難しくなるとともに、強度を保つために芯材のサイズが大きくなっていきます。風に耐えうる構造としては、最低限芯材カーテンの取り付けをおすすめしております。 スライドカーテン:芯材同士をバツの字にスライドバーでつないだジャバラ構造となっており、カーテンを縮めたときにはスライドバーも幅が縮み芯材カーテン同程度のタタミシロでまとめることができます。ジャバラ構造を取ることで高さの在るカーテンでも力の伝達がしやすくなり、開け閉めが同様となります。弊社のジャバラ仕様はすべてスライドバーにベアリングが組み込まれているため、少ない力で動かすことができます。すべての芯材をつなぐため、カーテンがより面として力を受けることになるため、強度も有利です。ただし、芯材がすべて連結されており、すべての芯材間が等しい間隔で動くため、例えば1mの開口を作るためにもすべての落としピンを抜かなければならない欠点があります。常に締めた状態、開けた状態を保たれるなら問題有りませんが、頻繁な開閉には向いていない仕様となります。 以上一長一短ある仕様ではありますが、その一短を部材、工法を工夫することにより対処することもできます。風向きや開閉頻度等を踏まえご提案できますので、お気軽にお問い合わせください。 タカダ創美の屋外カーテンに関するページはこちらから タカダ創美のビニールカーテンに関するページはこちらから
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