NEWS & COLUMN
お知らせ&コラム
-
2020.06.09
コラム
テント倉庫の屋根の形状・用途について
テント倉庫(テントハウス)の屋根の形状には、大きく分けて3つの形状があります。それぞれ特徴がございますので、どれの形状が最も相応しいか検討が必要です。 切り妻 円弧 片流れ 切り妻 屋根が三角形につけられた形状です。テント倉庫の中では最も一般的な形状で、弊社も特別な理由がない限りこの形状を採用しております。シンプルな形状のため円弧型よりもお安く・お早く、テント倉庫のメリットを最も活かした形で提供できるのが一番のメリットです。ベンチレーターなどが取り付けやすく、付属の施工が容易です。結露しても水滴が流れやすいと言われております。 デメリットらしいデメリットは特にありません。強いて挙げるのであれば、屋根中央部が角ばっているので、生地・鉄骨共に負担がかかってしまうことでしょうか。もちろん各社工夫して補強しているので、そのようなことで壊れることはございません。 円弧 屋根が円弧になっており、角張った箇所が無いのが特徴です。一番のメリットは外観の美しさです。近未来的な印象を与えることで、お客様からの好感度もよくなるのではないのでしょうか。実用面のメリットは、幹より上の寸法が切り妻よりも低く抑えられることです。テント倉庫の高さを抑えたいときに有効です。 デメリットとしては、切り妻と比較すると金額が割高になってしまうことでしょうか。納品期間も若干長く頂くことになります。 片流れ 片方の側面が高く設けられた形状が特徴です。雨水や雪を一方に受け流すことができるので、通路や荷捌きスペースに配慮した環境を整えることができます。また、背が高い方には大きな開口を設けることができます。既設の建物・テントに増築・連結するときに採用されることが多いです。 デメリットは、雨水が一方に流れ込むため、雨どいが必要な場合があることです。 -
2020.06.04
コラム
シェードとオーニングの形状について
シェードとオーニング。どちらも日除けを目的にしており、区別がつきづらい方もいらっしゃるかと思います。どちらも英語ですし、ぱっと聞いてイメージが湧かないですよね。今回は、シェードとオーニングの形状について紹介したいと思います。(併せて弊社のシェードセイル・ファーリングシェードを紹介させて頂きます) 言葉の意味 シェードとオーニング、どちらも日本語訳では「日よけ」の意味を持っており、用途が似ています。ただし、オーニングは[窓や店舗の入り口などについているもの]や[船やデッキ、馬車の天幕]などと書かれている辞典もあることから、設置される場所や形状のイメージがある程度固定されています。 一方でシェードは[影]や[遮る]など、こちらのほうが概念として広く認識されています。そのため、シェードと名のついた様々な形状の製品が展開されているのです。 もし製品をインターネットで検索される場合は、オーニングは窓や店舗の入り口などについている日除け・雨よけ機能を持ったもの。シェードは生地をシンプルな方法で固定する日除け機能をもったもの、と思って検索されると、お求めになられている製品が見つかるかと思います。 次に、弊社で取り扱っているオーニング・シェードの商品を紹介いたします。 オーニング 弊社でも様々な形状のオーニングを提供しておりますが、代表的な形状としては窓や店舗の入り口などに取り付けるタイプになります。固定式や、生地を収納できるタイプがございます。固定式は台風にも耐えられるよう頑丈に設計されています。 シェード シェードは様々な種類がありますが、ここでは弊社が取り扱っている製品を紹介させて頂きます。 そのうちの1つがシェードセイル。生地の各頂点を金具により固定するシンプルな仕組みを採用しております。 また、ファーリングシェードというシェードもございます。ドラムを回すと生地を巻き取り片付けることができ、台風や突然の大雨でもすぐに対応できます。 -
2020.06.03
コラム
シャッターとカーテンで工場の防虫対策!役立つ設備紹介
工業製品の品質向上や異物混入防止の観点から、防虫対策は多くの管理者が直面する課題のひとつです。 特に夏から秋にかけて、どこからともなく侵入する虫に頭を悩ませる方も多いのではないでしょうか。 今回は、虫の侵入を防ぐための効果的な設備と、その導入メリットについて詳しくご紹介します。 ぜひ、貴社の工場環境に最適な対策を見つけてください。 シートシャッター 工場の出入口や荷捌き場の防虫対策には、【シートシャッター】が非常に有効です。 シートシャッターの開閉に必要な時間は、わずか3~6秒。 自動かつ高速に開閉するため、従来のシャッターや扉と異なり、虫の侵入を最小限に抑えることができます。 シートシャッターの特長とメリット: 耐久性と防塵・防虫性能 丈夫な素材で構成され、粉塵や虫の侵入を同時に防ぎます。さらに清潔な作業環境を維持します。 省エネ効果 開放時間が短いため空調効率を高め、冷暖房コストの削減にもつながります。 業務効率の向上 フォークリフトや荷物の受け渡し時もスムーズに動作し、作業の妨げになりません。 業務の妨げにならず、防虫性能を向上させるため、シートシャッターは工場にとって欠かせない設備です。 👉 シートシャッター製品はこちら 防虫カーテン 防虫カーテンは、工場の大きな開口部や荷捌き場での防虫対策に非常に有効な設備です。特に導入しやすく、コストパフォーマンスに優れている点で多くの工場に採用されています。 防虫カーテンの特徴とメリット: 虫が嫌がる特殊な素材 防虫カーテンには、虫が認識する光の波長をカットする特殊な素材が使用されています。この素材は虫を寄せ付けないだけでなく、透明度が高いため、作業エリアの視界や自然光を損なうことがありません。また、一部の製品には、虫が嫌がる成分が含まれているため、さらなる防虫効果が期待できます。 さまざまなサイズや形状に対応 開口部の大きさや形状に合わせてオーダーメイドが可能なため、どのようなスペースにも柔軟に対応できます。ストリップ型や一枚物のシート型など、用途や環境に応じて選択肢が豊富です。 通行や作業に支障をきたさない 軽量で柔軟性があるため、人やフォークリフトなどの機器が通行しやすく、業務を妨げません。必要に応じて簡単に開閉できるため、使い勝手も抜群です。 👉 防虫カーテンの製品はこちら ビニール間仕切り 間仕切りは、工場内の広いスペースを効率よく区画し、防虫対策や作業環境の向上を実現するために最適な設備です。 特に屋外環境に近い作業場や、荷捌きスペースでの活用が効果的です。簡易的なクリーンルームのような使い方もできます。 間仕切りの主な特徴とメリット: 広い空間のゾーニング 工場内の大きなエリアを仕切ることで、異なる作業エリアを明確に分けられます。例えば、梱包作業エリアを区切ることで、防虫効果だけでなく作業効率や安全性の向上にもつながります。 隙間を最小限に抑える設計 生地素材を使用した間仕切りは、配管や柱などの障害物にも柔軟に対応可能です。必要な部分に切り込みを入れるだけで、隙間を減らしながら配管や機器を通せるため、従来の金属板よりも高い防虫効果が得られます。 視界や明るさを確保 塩ビなどの透明素材を使用すれば、作業場全体の視認性や自然光を保ちながら、防虫効果を発揮できます。透明度の高い素材は、安全確認が必要な工場作業にも適しています。 👉 ビニール間仕切りの製品はこちら エアカーテン エアカーテンは、開口部に薄くて強力な空気の流れを作り出す送風機を設置し、風の力で虫の侵入を防ぐ設備です。出入り口を常時オープンにしていても、防虫対策が可能です。 エアカーテンの主な特徴とメリット: 業務効率を損なわない防虫対策 扉を閉める必要がなく、人やフォークリフトの通行がスムーズに行えます。 省エネ効果 外部からの温度差を遮断し、空調効率がアップします。 小型の虫には効果的ですが、大型の虫や強い外風には弱いため、シートシャッターや防虫カーテンとの併用がおすすめです。 例えば上述のシートシャッターが開いたときにエアカーテンが起動するように連動させると、お互いの弱点を補完できるでしょう。 また、動作時の騒音問題があるため、作業環境や近隣住民への配慮が必要です。 網戸と排気口ネット 網戸 窓を使った換気を行っている工場では、網戸の点検が重要です。経年劣化による穴や隙間は、虫の侵入を許す原因に。定期的なチェックと必要に応じた交換を行いましょう。 排気口ネット 換気扇や排気口も注意が必要なポイントです。「隙間」を防ぐことが虫対策の基本。専用のネットを取り付けることで、虫の侵入を効果的に防げます。 捕虫器 侵入してしまった虫への対策として、捕虫器も有効です。ただし、設置場所を間違えると逆効果になる場合もあります。 工場内で使用する際は、次の点に注意してください: 青い光が外に漏れない設置場所を選定 外部への誘引を防ぐ工夫 防虫対策は「スキマ」を無くすことが鍵 工場における防虫対策は、どれだけ「スキマ」を無くせるかがポイントです。 弊社では、防虫カーテン、シートシャッター、生地を利用した間仕切りなど、導入しやすい防虫設備を幅広く取り揃えております。まずはお気軽にご相談ください。 👉お問い合わせはこちらから -
2020.05.22
コラム
屋外用カーテン、芯材カーテン、スライドカーテンの選び方
テントやビニール素材を使ったカーテンには取り付け場所、用途により複数の選択肢があります。 今回はその中でも取り付け頻度の多い3種類の選び方をご説明したいと思います。 結論から書くと風のある環境で使わないのであればカーテン、強風、台風に耐えたいのであれば 芯材入りカーテン、高さがあり強度が必要であればスライドカーテンをおすすめいたします。 下記にその理由を説明いたします。 強度 スライドカーテン>芯材入りカーテン>カーテン コスト スライドカーテン>芯材入りカーテン>カーテン 使いやすさ カーテン≧芯材入りカーテン≧スライドカーテン 高さのあるカーテンの操作性 スライドカーテン>芯材入りカーテン≧カーテン 選ぶ条件としては強度、コスト、使いやすさ、ひょっとすると取り付ける下地の条件も在るかもしれません。強度については台風や強風にも耐えなければならない条件であれば、 スライドカーテンか芯材入りカーテンを選ばなくてはいけません。カーテンでは風に抵抗するすべがないため、確実に破損します。 コストについては部材が一番多いスライドカーテンがもちろん一番高く、シンプルなカーテンは安くなります。 使いやすさについては、不等号で表しています。芯材カーテン、スライドカーテンは風に抵抗するために地面と芯材パイプを何かしら固定する必要があり、 通常落としピン(フランス落し)を使用します。つまり落としピンを芯材の本数落としていく、もしくは上げていく作業が必要となります。 それでも芯材カーテンであれば、通りたい幅に応じて数本落としピンを操作を行えば出入りが可能ですが、スライドカーテンに至っては、その性質上一体となった スライドカーテン部分のすべてのピンを操作する必要があり、手間がかかります。その他の方法としてレールを地面に埋め込み、ガイドピンを芯材から延長することで 風への対策を施すこともできます。この方法ですと落としピンをすべて操作する必要がなく使い勝手が大変良くなりますが、レールの埋め込み費用と開口が一時使えなくなることから 選ばれることはまれです。(この方法があるため使いやすさはイコール付きの不等号となっています) 高さの在るカーテン(4mまで)についてはカーテン端部に芯材パイプ(先導パイプ)を取り付けたカーテンが必須となります。操作用のロープで代用することもできますが、 芯材パイプを取り付けることにより上部まで力が伝わり、カーテンが動作しやすく閉じたときに隙間なく占めることもできます。4m以上となると、スライドカーテンのように 面としての機能をもたせた操作性が必要となります。芯材カーテンでは力が伝わりにくく動作がしづらい開口となってしまいます。 ビニールカーテン:シンプルな構造で基本的に地面との取り合いをしません。多少の風に対応するため、地面に打ち込んだグランドフックとカーテンをチェーン等でつなぐこともできますが、 強い風には耐えることができず、不意の強風により破損の原因となります。操作性と機密性を向上させるため、先導にだけマグネット付きの先導入りのパイプを取り付ける場合があります。 ビニールカーテンの欠点である不安定さが解消されるため、おすすめの仕様です。(ただし風には耐えられません) 芯材カーテン:耐風のため芯材のパイプが組み込まれており、強風や台風であっても十分に持ちこたえることができます。(建屋が破損するような強風は別となります)カーテンレールは通常のものよりも大型のアルミレールを使用するか、ハンガードア用の高強度のものを使用します。地面に落とし受けを埋め込み、そちらに落としピンを固定することで風に対して抵抗をします。芯材同士がシートでしか連結されていないため、互いがフリーに動くことができるため、ピンを必要箇所だけ外すことで開きを調整できます。高さは4m程度が目安となります。それ以上となりますと操作が難しくなるとともに、強度を保つために芯材のサイズが大きくなっていきます。風に耐えうる構造としては、最低限芯材カーテンの取り付けをおすすめしております。 スライドカーテン:芯材同士をバツの字にスライドバーでつないだジャバラ構造となっており、カーテンを縮めたときにはスライドバーも幅が縮み芯材カーテン同程度のタタミシロでまとめることができます。ジャバラ構造を取ることで高さの在るカーテンでも力の伝達がしやすくなり、開け閉めが同様となります。弊社のジャバラ仕様はすべてスライドバーにベアリングが組み込まれているため、少ない力で動かすことができます。すべての芯材をつなぐため、カーテンがより面として力を受けることになるため、強度も有利です。ただし、芯材がすべて連結されており、すべての芯材間が等しい間隔で動くため、例えば1mの開口を作るためにもすべての落としピンを抜かなければならない欠点があります。常に締めた状態、開けた状態を保たれるなら問題有りませんが、頻繁な開閉には向いていない仕様となります。 以上一長一短ある仕様ではありますが、その一短を部材、工法を工夫することにより対処することもできます。風向きや開閉頻度等を踏まえご提案できますので、お気軽にお問い合わせください。 タカダ創美の屋外カーテンに関するページはこちらから タカダ創美のビニールカーテンに関するページはこちらから -
2020.05.21
コラム
工場の暑さ対策に!ビニール間仕切りで空調効率を改善しよう
夏場の工場は、暑さによる作業環境の悪化が深刻です。作業員の健康と生産性を守るためには、効果的な暑さ対策が欠かせません。 そこでタカダ創美では、この問題を解決するために「ビニール間仕切り」をご提案しています。 ビニール間仕切りは、冷気を必要なエリアに効果的に留めることで空調効率を大幅に改善し、快適な作業環境を実現します。さらに省エネ効果や熱中症対策としても多くの現場で導入されており、その効果は実証済みです。本記事では、ビニール間仕切りの仕組みや具体的な導入メリットを、他設備と比較しながら詳しくご紹介します。 2. ビニール間仕切りの効果とは? 工場の暑さ対策において、ビニール間仕切りは多くのメリットを提供します。その最大の特徴は、冷気を逃がさない環境を作ることで空調効率を大幅に改善できる点です。以下にその具体的な効果を紹介します。 1. 冷気を効果的に管理 ビニール間仕切りを設置することで、作業エリアとその他の空間を分離し、冷気が必要なエリアに留まるようにします。これにより、冷房効率が向上し、省エネに貢献します。 また、工場内の暑さを軽減し、作業員が快適に働ける環境を実現します。特に夏場は熱中症のリスクを減らす効果も期待できます。 四方を囲うブースを設置し、そこにエアコンをつけることもできます。 2. 柔軟な設置で多用途に対応 既存の工場レイアウトを変えずに設置できるため、新築の施設だけでなく、既存の建物にも簡単に導入可能です。また、形状やサイズをカスタマイズできるため、どのようなスペースにも適応できます。 3. コストパフォーマンスの高さ 空調設備の増設や大規模な改修に比べ、ビニール間仕切りは低コストで設置でき、効果的な暑さ対策を実現します。 施工事例 ビニール間仕切り 【ビニール間仕切り】で工場や倉庫などの一角に、事務室や作業スペースを設けた例です。既存の空調機に併設することで、特定の範囲をしっかり冷やすことができます。 👉施工事例の詳細はこちら👈 👉施工事例の詳細はこちら👈 👉施工事例の詳細はこちら👈 ビニールカーテン 出入りが頻繁なエリアには、【ビニールカーテン】を使用することで冷気を維持しつつ、人や物の移動がスムーズに行えます。 👉施工事例の詳細はこちら👈 👉施工事例の詳細はこちらから👈 ビニールブース 工場内に【ビニールブース】を設営し、密閉空間を作り出します。空調機と同時に導入することで、効率的に温度調整を行えます。 機材や実験のための精密空調、恒温環境を作るために用いられることが多いです。 他の暑さ対策設備と比較 工場の暑さ対策には、扇風機、屋根散水、空調機などの方法がありますが、それぞれに特徴があります。以下で比較し、ビニール間仕切りの導入が適している場面を確認しましょう。 業務用の大型扇風機 扇風機は設置が簡単で初期費用が低い一方、広い空間では効果が限定的です。また、風がホコリやゴミを巻き上げることで製品の品質低下を引き起こす可能性があります。 屋根散水 屋根にスプリンクラーを設置し、気化熱を利用して温度を下げる方法です。省エネで一定の効果が期待できますが、曇りや雨の日には効果が薄れる点がデメリット。また、屋根材の劣化リスクも考慮する必要があります。 空調機 空調機は強力な冷却効果を持つ一方、広い工場では冷気が分散し、効率が低下します。また、設置費用や運用コストが高額になるのも課題です。 ビニール間仕切りと併用すれば、冷気を必要なエリアに留めることができ、運用コストを大幅に削減可能です。 ビニール間仕切りでWBGT値の改善に貢献 ビニール間仕切りは、暑さの指標であるWBGT(湿球黒球温度)値の低減にも寄与します。WBGT値は温度と湿度の要素を組み合わせた指数で、厚生労働省の基準では、作業環境を安全に保つため28以下に抑えることが推奨されています。 厚生労働省 職場における熱中症予防対策より転載 ビニール間仕切りを活用することで冷気を逃がさず、WBGT値を効果的に抑えることが可能です。これにより、熱中症のリスクを減らし、従業員が安全に作業を続けられる環境を構築できます。 ビニール間仕切りと空調設備で効果的な暑さ対策を ビニール間仕切りは、暑さ対策だけでなく、防塵・防虫効果や製品品質の向上にも寄与します。また、空調設備を既に導入済みの工場でも、既存環境に合わせたカスタマイズ設計が可能です。 設置場所や目的に応じて最適な形状を提案いたしますので、ぜひご検討ください! 👉お問い合わせはこちらから👈 👉ビニール間仕切りのページはこちらから👈 👉ビニールカーテンのページはこちらから👈 👉ビニールブースのページはこちらから👈 -
2019.10.08
コラム
テント倉庫と税務について
度々お客様からテント倉庫には税金がかかりますか?との質問があります。 基本的にテント倉庫は建築確認が必要な建築物ですので、固定資産税がかかります。 固定資産税は必要になってしまいますが、2025年(令和7年)3月31日までの税制優遇を受けることができます。 テント倉庫はもちろんのこと、庇テント、オーニングといった他の膜体製品も対象となり、 施工・設置込60万円以上の物件に対して、「即時償却」もしくは 「10%税額控除」(資本金3000万円超の法人は7%)を受けることができます。 弊社から工業会証明書を出させていただき、後はお客様の会計士の方に ご相談いただければ、スムーズに税制優遇を受けることができるかと思います。 期間限定ですので、お考えの方はお早めにご検討ください。 -
2019.10.08
コラム
テント倉庫の色選びについて
色について、以前は町中を車で移動していても、グリーン色のテント倉庫を よく見かけたかと思いますが、今は殆どが白っぽいアイボリー色のテントが 多いのではないでしょうか。 これには理由がありまして、アイボリー色とグリーン色を比較した場合、採光性、蓄熱性、 耐久性について、アイボリー色に優位性があります。 アイボリー色の場合、日中であれば照明がなくとも荷捌き程度の作業であれば 十分に明るさが得られます。蓄熱性については、アイボリー色の方が グリーン色に比べ太陽光を反射する成分が多いために、吸熱することなく 夏でも内部が若干涼しく、また、紫外線による基布(テント生地はポリエステルの 糸を織り込んだものに、コーティングがされています)へのダメージが少ないという利点があります。 以前は光を反射するからという理由でシルバー色を選択されるお客様もいらっしゃいましたが、 近年実際に測定してみると、実はアイボリー色の反射成分の方が多いという意外な結果が得られました。 アイボリー色はどうしても汚れが目立ちますが、汚れにより内部の照度が気になるかといえば そこまでの影響も出ないため、まずはアイボリー色をおすすめするのが一般的となっています。 最近では天井の優位性を生かしてアイボリー色、側面はブルーやグリーンと行った 濃い色を選ばれるケースも増えてきました。側面への太陽光線は入射角が浅いため 生地へのダメージにさほどの影響は出ず、採光性にも問題がないため、近年増えてきています。 同じ形状、雰囲気になりがちなテント倉庫に自社独特のアクセントをつけるとともに、 雨だれについても濃い色ですとアイボリー色よりも目立たないというメリットもあります。 多少の費用はかかりますが、様々な組み合わせが可能ですので、興味のある方は 一度ご検討されてはいかがでしょうか。 -
2019.10.08
コラム
テント倉庫用シートの選び方:耐用年数・防炎性能・おすすめの生地を解説
テント倉庫のシート選びは、耐用年数や防炎性能、用途に応じた選択が重要です。 多くの方はメーカーから提案された生地をそのまま採用されていますが、 用途や条件に応じて最適なシートを選びたい方もいらっしゃることでしょう。 本記事では、テント倉庫のシート選びの基準と、国内で用いられる主要なシートを紹介します。 さらに、特殊な用途にも対応する高性能シートについても紹介します。 テント倉庫のシート選びでお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。 防炎と不燃の選択 テント倉庫のシートは、用途や設置条件に応じて【防炎シート】と【不燃シート】のどちらかを選択します。 防炎シートと不燃シートの違いは燃え方です。防炎シートは燃え広がりを抑える特性があり、不燃シートは燃焼そのものを防ぐ特性を持っています。 一般的に、不燃シートは防炎シートの2倍以上のコストがかかるため、特別な制約がない場合は防炎シートをオススメしています。しかし、防火地域や可燃性資材を保管する場合など、法律で使用が義務付けられるケースでは不燃シートが必要です。 主要な防炎シート 多くのテント倉庫に採用されている、信頼性の高い生地をご紹介します。 ・ウルトラマックス(平岡織染社) ・ハリケーン(帝人フロンティア社) ・5MR-FS(泉社) これらのシートは、国産のテント倉庫用シートの中で大部分を占め、品質も安定性しています。 耐用年数については、例えばウルトラマックスはカタログ上では7年とされていますが、実際には10年以上使用されることも珍しくないです。 他のシートも弊社の経験上は耐用年数にほとんど違いがありません。 👉シートの耐用年数について詳細はこちら👈 どのシートをお選びいただいても間違いありませんので、 ご相談されるテント倉庫の会社様が、得意の生地を選んでいただければと思います。 主要な不燃シート 国内では以下の2種を用いることが多いです。どちらも品質の安定しているよい生地なのでオススメです。 ・ターポロン G-3000II(平岡織染社) ・クローザーV3(帝人フロンティア社) 色の選択:アイボリーが定番 テント倉庫で人気の色はアイボリー、グリーン、グレー、シルバーですが、一番のおすすめはアイボリーです。透光性が高く、室内を自然光で明るく保つ効果があります。 また、光を反射して倉庫内の温度上昇を抑える効果も期待できます。 詳細は「テント倉庫の色選び」をご覧ください。 注目の高機能シート さらに高機能を求める方へ向けて、オプションをご紹介します。 ① クールシート テント倉庫の内部温度を、通常より数度ほど低減できるシートです。 こちらの生地は通常のものよりも太陽光をより反射できるようになっており 内部への吸熱が抑えられ、その結果内部温度を低くすることができます。 また、副次的な効果として、光の透過を抑えられるため、紫外線劣化が減り 生地が長持ちするという話もあります。近年異常な猛暑が続いていますので 少しでも涼しくとお考えのお客様にお使いを頂いております。 ② 光触媒シート 従来のテント生地は、年数が経過すると薄黒い汚れが目立つのが難点でした。 そんな欠点を解消するために、近年では光触媒によるコーティングを施したテント生地が開発されています。 水分と光を得ることにより汚れを分解することができるため、新品同様の白さを長年保つことが可能です。 欠点としては光を得ることができない場所では分解することができず、黒ずみが残ってしまいます。 ③耐用年数の長いシート 長期使用を見据えた高耐久素材です。 通常は30年で2回の張り替えのところを、1回に半減できるケースもあります。 モノの移動の手間、雨漏り等の被害を考慮すると、初期費用さえ許せば 高強度のテント生地を使ったほうが賢い選択かもしれません。 目的にあったシートを選ぼう テント倉庫用シートの選び方は、耐用年数や防炎性能、使用目的によって変わります。 まずは、防炎や不燃、どちらを採用するかご自身の環境を確認してから、必要に応じて高機能な生地を検討するとよいでしょう。 どの選択肢が最適か分からない場合は、お近くのテント倉庫メーカーに相談するのがおすすめです。 お問い合わせは、ぜひお気軽にどうぞ! 👉問い合わせはこちらから👈 -
2019.10.08
コラム
テント倉庫の耐用年数と国税庁の減価償却について
一般建築物に比べて短期間で準備が可能なテント倉庫ですが、 気になるのが、本当にお得がどうか、長持ちするかどうかですよね。 そのため、お客様からテント倉庫が何年持つのかよくご質問いただきます。 この記事では、国税庁が定める減価償却や実際の運用実績を基に、テント倉庫の耐用年数について詳しく解説します。 また、長く安心して利用するためのメンテナンスの重要性にも触れますので、ぜひ最後までお読みください。 国税庁の減価償却から見るテント倉庫の耐用年数 テント倉庫の耐用年数を考える際、参考になるのが国税庁の「減価償却資産の耐用年数」です。 減価償却資産の耐用年数等に関する省令 国税庁 主な減価償却資産の耐用年数表 ただし、この表に「テント倉庫」という具体的な分類はありません。 そのため、一般的には「金属造の建物」として分類され、骨格材の厚みに応じて以下の年数が適用されます。 th,td {border:1px solid green;width:90px; }
CATEGORY
選択してください
ARCHIVE
選択してください
- 2025年1月 (2)
- 2024年12月 (1)
- 2024年11月 (1)
- 2024年7月 (1)
- 2024年4月 (1)
- 2023年12月 (1)
- 2023年11月 (2)
- 2023年8月 (1)
- 2023年1月 (1)
- 2022年12月 (1)
- 2022年9月 (1)
- 2022年5月 (1)
- 2022年4月 (1)
- 2022年2月 (2)
- 2021年12月 (3)
- 2021年8月 (1)
- 2021年6月 (1)
- 2021年5月 (1)
- 2021年4月 (2)
- 2020年12月 (2)
- 2020年11月 (1)
- 2020年9月 (2)
- 2020年8月 (2)
- 2020年7月 (2)
- 2020年6月 (7)
- 2020年5月 (4)
- 2020年4月 (4)
- 2020年2月 (1)
- 2019年12月 (1)
- 2019年10月 (4)