NEWS & COLUMN
お知らせ&コラム
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2020.06.22
コラム
工場・倉庫の荷捌きを改善しよう
品質管理や従業員の作業環境により一層の配慮が求められている昨今、管理者の方々は様々な改善方法を模索しているかと思われます。改善というと作業スペースに目が向きがちですが、改善領域はトラックの荷下ろしから既に始まっていると言ってもよいのではないのでしょうか。 弊社では、工場・倉庫の改善に貢献する製品を多く提供しております。今回は、テント製品でできる、荷捌き・搬入・搬出口の改善方法をご紹介します。 悪天候時の搬入・搬出対策 悪天候時の荷下ろしは、製品の品質や作業効率に悪影響を及ぼします。雨に濡れないよう急ぐあまり丁寧に作業できず、荷物を傷つけてしまうリスクが高くなります。また、雨に濡れた荷物の処理は当然、無駄な作業時間になってしまいます。スタッフの健康も心配です。スタッフが安心して作業できる環境は、作業効率の改善にも貢献します。 悪天候時も安心して作業できる環境づくりが重要になります。 荷捌きテント 上屋テントを工場・倉庫の搬入口に設けることで、悪天候時も荷捌きできるスペースを確保します。テント生地の軽量さを活かすことで高強度ながらも間柱の数を抑えられ、広い作業スペースと侵入経路を確保することができます。高さのある荷捌きテントなら、大型ウィング車もそのまま入れて作業が行えます。 大型庇 スペースが足りず荷捌きテントの設置が難しい場合は、せめて荷物を濡らさないよう庇(ひさし)の設置を検討してはいかがでしょうか。トラックのリヤドアを雨から守るだけでも、荷捌きに余裕ができ、事故を防止できます。 屋外カーテン 荷捌きの改善には余裕のあるスペースが必要不可欠ですが、そもそものスペース確保が難しい場合もあるかと思います。 荷捌き場を雨風から守るカーテンを設けることで、屋内環境に近づけることができ、一時的な保管スペースとして利用することができます。屋外にカーテンというと強度が心配な方もいらっしゃるかと思いますが、設置環境に合わせて適切な種類のカーテンを選択することで、台風にも備えることができます。 https://www.takadasoubi.com/news-column/p2087/ 搬入口の防塵・防虫対策 人やフォークリフトなどが頻繁に出入りする環境では、出入り口を常時開放している企業様も多いことでしょう。致し方ないことではありますが、砂ぼこりや虫の侵入ルートとなってしまい、空調を利用している環境では効率が低下して経費を圧迫することになります。弊社ではこの状況を改善する製品を提供しています。 シートシャッター センサーにより自動で開閉を行うことができるシートシャッターになります。特筆すべきはその開閉スピードで、シャッターの素材に軽量な生地を利用することで素早く開閉することができ、作業効率の低下を最小限に屋内環境を整えることができます。 ノレンカーテン 完全に入り口をふさがないため、作業効率を落とさずに屋内環境を改善することができます。ビニール生地を利用しており奥側を視認できるため、衝突事故を防止でき安全です。防虫仕様の生地を選ぶことで、光が漏れていても虫を寄せ付けません。競合製品としてエアカーテンがあります。効果としてはほぼ同様です。騒音や経費の面ではノレンカーテンが有利になりますので、比較の上ご検討ください。 -
2020.06.22
社内の様子
縫製北工場のリフォーム
縫製工場のリフォームが行われました。 一部テント生地の張り替え、全床の張替え、自動シャッターの設置、ビニールカーテンの追加などなど・・・ 綺麗になり、利便性も大きく向上しました! 特に床がきれいに張り替えられ、隣工場との段差がなくなったのが嬉しいです。 ハンドリフト・フォークリフトを利用した重量物の出し入れがとても楽になりました。 -
2020.06.09
コラム
テント倉庫の屋根の形状・用途について
テント倉庫(テントハウス)の屋根の形状には、大きく分けて3つの形状があります。それぞれ特徴がございますので、どれの形状が最も相応しいか検討が必要です。 切り妻 円弧 片流れ 切り妻 屋根が三角形につけられた形状です。テント倉庫の中では最も一般的な形状で、弊社も特別な理由がない限りこの形状を採用しております。シンプルな形状のため円弧型よりもお安く・お早く、テント倉庫のメリットを最も活かした形で提供できるのが一番のメリットです。ベンチレーターなどが取り付けやすく、付属の施工が容易です。結露しても水滴が流れやすいと言われております。 デメリットらしいデメリットは特にありません。強いて挙げるのであれば、屋根中央部が角ばっているので、生地・鉄骨共に負担がかかってしまうことでしょうか。もちろん各社工夫して補強しているので、そのようなことで壊れることはございません。 円弧 屋根が円弧になっており、角張った箇所が無いのが特徴です。一番のメリットは外観の美しさです。近未来的な印象を与えることで、お客様からの好感度もよくなるのではないのでしょうか。実用面のメリットは、幹より上の寸法が切り妻よりも低く抑えられることです。テント倉庫の高さを抑えたいときに有効です。 デメリットとしては、切り妻と比較すると金額が割高になってしまうことでしょうか。納品期間も若干長く頂くことになります。 片流れ 片方の側面が高く設けられた形状が特徴です。雨水や雪を一方に受け流すことができるので、通路や荷捌きスペースに配慮した環境を整えることができます。また、背が高い方には大きな開口を設けることができます。既設の建物・テントに増築・連結するときに採用されることが多いです。 デメリットは、雨水が一方に流れ込むため、雨どいが必要な場合があることです。 -
2020.06.04
コラム
シェードとオーニングの形状について
シェードとオーニング。どちらも日除けを目的にしており、区別がつきづらい方もいらっしゃるかと思います。どちらも英語ですし、ぱっと聞いてイメージが湧かないですよね。今回は、シェードとオーニングの形状について紹介したいと思います。(併せて弊社のシェードセイル・ファーリングシェードを紹介させて頂きます) 言葉の意味 シェードとオーニング、どちらも日本語訳では「日よけ」の意味を持っており、用途が似ています。ただし、オーニングは[窓や店舗の入り口などについているもの]や[船やデッキ、馬車の天幕]などと書かれている辞典もあることから、設置される場所や形状のイメージがある程度固定されています。 一方でシェードは[影]や[遮る]など、こちらのほうが概念として広く認識されています。そのため、シェードと名のついた様々な形状の製品が展開されているのです。 もし製品をインターネットで検索される場合は、オーニングは窓や店舗の入り口などについている日除け・雨よけ機能を持ったもの。シェードは生地をシンプルな方法で固定する日除け機能をもったもの、と思って検索されると、お求めになられている製品が見つかるかと思います。 次に、弊社で取り扱っているオーニング・シェードの商品を紹介いたします。 オーニング 弊社でも様々な形状のオーニングを提供しておりますが、代表的な形状としては窓や店舗の入り口などに取り付けるタイプになります。固定式や、生地を収納できるタイプがございます。固定式は台風にも耐えられるよう頑丈に設計されています。 シェード シェードは様々な種類がありますが、ここでは弊社が取り扱っている製品を紹介させて頂きます。 そのうちの1つがシェードセイル。生地の各頂点を金具により固定するシンプルな仕組みを採用しております。 また、ファーリングシェードというシェードもございます。ドラムを回すと生地を巻き取り片付けることができ、台風や突然の大雨でもすぐに対応できます。 -
2020.06.03
コラム
工場の防虫対策について
工業製品の品質向上・異物対策に、管理者の皆様は日々頭を抱えていることと思います。 これからの時期、どこからともなく湧いてくる虫には特別注意を払わなくてはなりません。今回は、外から飛来する虫の対策設備について紹介いたします。 網戸 常に空調が効いている、そもそも窓を開けなくても大丈夫、など整った設備のある環境には関係のない話ではありますが、中小企業の多くの環境では窓を利用して換気を行っているのではないのでしょうか。この網戸の点検が意外と大事です。経年劣化で穴が開いていることもございます。 換気扇・排気口ネット 網戸と同様、外部からの虫の侵入を防ぐには「隙間」をどれだけふさげるかが重要になります。換気扇・排気口も大きな隙間ですので、もしついていないならば早急に検討してください。 シートシャッター フォークリフトや荷受け時に自動で素早く開閉を行うことができるシートシャッターは、虫の侵入に大きな効果を発揮します。通常の大きな開口の扉やシャッターは開閉に時間や手間がかかるので、業務時間中は開けっ放しにしてしまうことが多いことでしょう。「自動」で「高速」なシートシャッターは、日常業務を阻害しません。 シートシャッター製品はこちら エアカーテン 開口上に薄くて強力な空気の流れを作り出す送風機を設置し、風の力で虫の侵入を防ぎます。出入り口をオープンにしながらも隙間なく虫の侵入を防ぐことができるので、非常に便利です。 ただし大きな虫には効果が無い場合がある、外の風が強い時は効率が低下する、などの問題があるため、そのほかの設備と併用するとよいでしょう。例えば上述のシートシャッターが開いたときにエアカーテンが起動するように連動させ、お互いの弱点を補完しあう方法があります。動作時の騒音問題があるため、その点の配慮は必要です。 防虫カーテン シートシャッターやエアカーテンでは塞ぎきれない荷捌き場など大きな開口で対策したい場合は、防虫カーテンがオススメです。このカーテンで使用されている生地は虫がよく見える光の周波数帯をカットするため、虫を寄せ付けません。中には、虫が嫌がる成分が含まれている生地もあります。 既にドアが取り付けられている箇所にストリップ型カーテンを設置するのも有効です。エアカーテン同様、人が通りながらも隙間を減らすことで虫の侵入を防ぐことができます。 防虫カーテンは費用を抑えながらお手軽に施工できるので、まずはここから始めてみるのがよいのではないのでしょうか。 カーテンの製品はこちら 間仕切り 屋外環境に近い広い工場での梱包作業や部材受け入れなどに有効です。広い空間を四方囲い個別のスペースを作り出すことで虫の侵入を防ぎます。上述の防虫カーテンと合わせて導入を検討するとよいでしょう。 間仕切りの素材には、会議や塾のパーテーションでも使われるアルミやスチールなどの金属板か、塩ビ等の生地を用いることが一般的です。それぞれメリットはございますが、防虫という観点であれば生地を利用した間仕切りをオススメします。金属板は壁面の配管や設備を迂回するように加工しなければならないため隙間が生まれますが、生地は切り込みを入れて配管の場所のみ通すことができるので、隙間なく施工できます。防虫カーテンと同様の素材を利用すれば、虫をよけつけないまま視界や光源を確保することができます。 ビニール間仕切りの製品はこちら 捕虫器 青い光を放って虫をおびき寄せ、電気で虫を駆除する器械です。コンビニでよく見かけますね。虫をおびき寄せるため、設置個所を間違えるとかえって状況が悪化する場合もありますので、慎重に判断しなくてはなりません。屋外で見かけることが多いですが、侵入してしまった虫への対処として屋内に設置するのも効果的です。その際は、青い光が外から漏れていないかしっかり確認しましょう。 しかし、ただ駆除するだけでは根本的な解決にはなりません。しっかりと侵入に対してアプローチする必要があります。 まとめ 以上、工場で行える外から飛来する虫の対策設備を紹介しました。ポイントは、いかに屋外との「スキマ」を減らすかです。弊社では、導入が比較的容易な防虫カーテン、生地を利用した間仕切り、シートシャッターなどの生地を利用した防虫対策を積極的に提案しておりますので、ご興味を持った方は一度ご相談くださいませ。 -
2020.05.26
社内の様子
パレットラック導入
縫製工場にパレットラックが導入されました。 以前は繁忙期になると搬入口がパレットで埋め尽くされてしまうことがあり、作業効率の低下を招いていました。 昨月に屋内用フォークリフトを導入したことでパレットラックの利用が可能になり、スペース効率が向上しました。 パレットラックは自社製です。社長設計のもと、反物の重量と作業者の扱いやすさを重視した結果、低めの高さになっています。鉄骨なのでとても頑丈です。 導入直後ですので、作業効率の向上はこれからといったところ。フォークリフトの速度を落として安心して扱えるよう調整したり、反物を設置する箇所を変えたりして、試行錯誤中です。 -
2020.05.22
お知らせ
フェイスシールド製作
先日、弊社が所属する日本テントシート工業組合青年部会からのご依頼でフェイスシールドの加工に携われせていただきました。昨年導入したCADCAMを使い2000枚加工し、4県の医師会へ納品いたしました。機械を導入した際にはこんな使用方法は考えもしませんでしたが、少しでもお役に立ててよかったです。(素材は印刷用途のPET材を使っております。) -
2020.05.22
コラム
屋外用カーテン、芯材カーテン、スライドカーテンの選び方
テントやビニール素材を使ったカーテンには取り付け場所、用途により複数の選択肢があります。 今回はその中でも取り付け頻度の多い3種類の選び方をご説明したいと思います。 結論から書くと風のある環境で使わないのであればカーテン、強風、台風に耐えたいのであれば 芯材入りカーテン、高さがあり強度が必要であればスライドカーテンをおすすめいたします。 下記にその理由を説明いたします。 強度 スライドカーテン>芯材入りカーテン>カーテン コスト スライドカーテン>芯材入りカーテン>カーテン 使いやすさ カーテン≧芯材入りカーテン≧スライドカーテン 高さのあるカーテンの操作性 スライドカーテン>芯材入りカーテン≧カーテン 選ぶ条件としては強度、コスト、使いやすさ、ひょっとすると取り付ける下地の条件も在るかもしれません。強度については台風や強風にも耐えなければならない条件であれば、 スライドカーテンか芯材入りカーテンを選ばなくてはいけません。カーテンでは風に抵抗するすべがないため、確実に破損します。 コストについては部材が一番多いスライドカーテンがもちろん一番高く、シンプルなカーテンは安くなります。 使いやすさについては、不等号で表しています。芯材カーテン、スライドカーテンは風に抵抗するために地面と芯材パイプを何かしら固定する必要があり、 通常落としピン(フランス落し)を使用します。つまり落としピンを芯材の本数落としていく、もしくは上げていく作業が必要となります。 それでも芯材カーテンであれば、通りたい幅に応じて数本落としピンを操作を行えば出入りが可能ですが、スライドカーテンに至っては、その性質上一体となった スライドカーテン部分のすべてのピンを操作する必要があり、手間がかかります。その他の方法としてレールを地面に埋め込み、ガイドピンを芯材から延長することで 風への対策を施すこともできます。この方法ですと落としピンをすべて操作する必要がなく使い勝手が大変良くなりますが、レールの埋め込み費用と開口が一時使えなくなることから 選ばれることはまれです。(この方法があるため使いやすさはイコール付きの不等号となっています) 高さの在るカーテン(4mまで)についてはカーテン端部に芯材パイプ(先導パイプ)を取り付けたカーテンが必須となります。操作用のロープで代用することもできますが、 芯材パイプを取り付けることにより上部まで力が伝わり、カーテンが動作しやすく閉じたときに隙間なく占めることもできます。4m以上となると、スライドカーテンのように 面としての機能をもたせた操作性が必要となります。芯材カーテンでは力が伝わりにくく動作がしづらい開口となってしまいます。 ビニールカーテン:シンプルな構造で基本的に地面との取り合いをしません。多少の風に対応するため、地面に打ち込んだグランドフックとカーテンをチェーン等でつなぐこともできますが、 強い風には耐えることができず、不意の強風により破損の原因となります。操作性と機密性を向上させるため、先導にだけマグネット付きの先導入りのパイプを取り付ける場合があります。 ビニールカーテンの欠点である不安定さが解消されるため、おすすめの仕様です。(ただし風には耐えられません) 芯材カーテン:耐風のため芯材のパイプが組み込まれており、強風や台風であっても十分に持ちこたえることができます。(建屋が破損するような強風は別となります)カーテンレールは通常のものよりも大型のアルミレールを使用するか、ハンガードア用の高強度のものを使用します。地面に落とし受けを埋め込み、そちらに落としピンを固定することで風に対して抵抗をします。芯材同士がシートでしか連結されていないため、互いがフリーに動くことができるため、ピンを必要箇所だけ外すことで開きを調整できます。高さは4m程度が目安となります。それ以上となりますと操作が難しくなるとともに、強度を保つために芯材のサイズが大きくなっていきます。風に耐えうる構造としては、最低限芯材カーテンの取り付けをおすすめしております。 スライドカーテン:芯材同士をバツの字にスライドバーでつないだジャバラ構造となっており、カーテンを縮めたときにはスライドバーも幅が縮み芯材カーテン同程度のタタミシロでまとめることができます。ジャバラ構造を取ることで高さの在るカーテンでも力の伝達がしやすくなり、開け閉めが同様となります。弊社のジャバラ仕様はすべてスライドバーにベアリングが組み込まれているため、少ない力で動かすことができます。すべての芯材をつなぐため、カーテンがより面として力を受けることになるため、強度も有利です。ただし、芯材がすべて連結されており、すべての芯材間が等しい間隔で動くため、例えば1mの開口を作るためにもすべての落としピンを抜かなければならない欠点があります。常に締めた状態、開けた状態を保たれるなら問題有りませんが、頻繁な開閉には向いていない仕様となります。 以上一長一短ある仕様ではありますが、その一短を部材、工法を工夫することにより対処することもできます。風向きや開閉頻度等を踏まえご提案できますので、お気軽にお問い合わせください。 タカダ創美の屋外カーテンに関するページはこちらから タカダ創美のビニールカーテンに関するページはこちらから -
2020.05.21
コラム
工場の暑さ対策について
日毎に暑くなってまいりました。 これからのシーズン、作業員の命を守るために暑さ対策をしっかり行っていかなければなりません。 平均気温は年々上昇しており、工場・倉庫内はより一層深刻な環境となっています。 一方で景気悪化もあり、設備投資を行いづらい現状は、管理者の方々の悩みの種になっていることだろうと思います。 温度の基準 具体的に、どこまで温度を下げれば作業員の健康を保てるのでしょうか。 厚生労働省は熱中症予防のキャンペーンとしてクールワークキャンペーンを展開しており、これに詳しく記載されています。 https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/000613019.pdf https://www.mhlw.go.jp/houdou/2009/06/dl/h0616-1b.pdf これに記載されているWBGT値は、温度によるストレスの大きさを表した指数になります。 正確に計測するのは少し大変なのですが、大まかには温度と湿度で調べることができます。 厚生労働省 職場における熱中症予防対策より転載 例えば温度30、湿度70と仮定すると、WBGTは28になります。 ちなみに厚生労働省の指針では軽量な押し車は荷車を押す際のWBGT基準値は28以下にするように、とのことです。 なかなか達成が難しいのではないのでしょうか。 水分・塩分補給や日頃の体調管理だけでなく、WBGT自体をさげる取り組みが必要になります。 設備による環境改善 作業服を工夫することでもWBGT値は下がるようですが、根本的には作業環境自体を改善しなくてはいけません。 WBGT値を下げる環境改善としては、以下のような物があがるかと思われます。 扇風機 屋根散水 遮熱材・断熱材 空調機 扇風機 直接作業員に風を当てることで、重労働環境下ではWBGT値を1下げることができます。 ただ、これが設置できる環境の方は、すでに対応されているのではないのでしょうか。 屋根散水 屋根にスプリンクラーを設置し散水し、気過冷却によって温度を下げる方法です。 省エネルギーながらも、気温を数℃ほど下げる効果が期待できます。 工場・倉庫の建築環境が許すならば検討する価値はあると思います。 遮熱材・断熱材 屋根や壁に遮熱材・断熱材を用います。 メーカーに寄って効き目は様々ですが、相当の効果が発揮する素材もあるようです。 新築ならば積極的に検討するべきですが、既設には難しいのではないのでしょうか。 空調機 最終的に空調機を候補にする方が多いと思います。 WBGT値の低減に相当の効果がありますが、効力を発揮させるのに難しい設備でもあります。 スポットクーラーは人の移動が激しい環境には意味がありませんし、 広い空間を冷やすとなると膨大な電気代がかかります。 ビニール間仕切り そこで弊社では、空調機の導入と合わせてビニール間仕切りの設営を提案しております。 工場員の作業領域が限定的な場合や、休憩スペースだけ冷やしたい場合などにとても効果的です。 密閉空間を作り出すことで冷気を無駄にせず、空調の効きを最大限に発揮し省エネにも貢献します。 機械と作業員のスペースを確保した2重張りのブース。恒温効果だけでなく防塵・防虫も期待できる 設置箇所や形状を工夫することで防塵・防虫にも効果を発揮し、製品品質の工場にも貢献します。 空調機を既に導入されているお客様にも、既存の建設・工場設備に合わせた設計を提案いたしております。 既存の作業スペースに間仕切り設けた例。空調効果を向上させ省エネに貢献。 ぜひ一度ご検討ください。 →ビニール間仕切りのページはこちらから← -
2020.04.29
お知らせ
ゴールデンウィーク休業のご案内
弊社のゴールデンウィーク期間中の休業日は、以下のとおりです。 5/2~5/6, 5/9,5/10 宜しくお願いいたします。
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